大澤寅雄さんのリアカー

2014年10月10日 toyoda Tag :

大澤寅雄さんのリアカー

今年から糸島芸農のスタッフとして大活躍、知る人ぞ知るキーパーソン、大澤寅雄さん。
糸芸のイベント後にある懇親会ではたびたびリアカーで駆けつけ、料理をふるまう姿を目にした人も少なくないのではないでしょうか。
そんな密かな人気の寅雄リアカーが趣向を変えて、芸術祭に登場しますよ。

イナリウォークの時の寅雄氏(右から3番目)
DSC00301以下、寅雄さんからのFBより

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JTBの 「アート旅(美術館や芸術祭などを楽しむ旅)に関する調査」に、以下のような調査結果がありました。
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直近のアート旅での現地での交通手段は、他の目的の旅行と比較して、電車や路線バスといった公共交通機関の利用が多くみられました。そのせいか、「大きな荷物を持ち運びにくかった」、「行きたいところへ行く公共交通機関がなかった」など、アート旅特有の不満があるようです。
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おいおい、ちょっと待ちなさい。

地下鉄を降りて、ちゃちゃっとエスカレーターを上がれば、すぐ会場とか雨にも濡れず風にも吹かれず動く歩道とかあるようななんちゃらトリエンナーレなんて「旅」と言えるでしょうか。

いや、言えまい。

旅とは、歩くもの。歩かない旅はない。
そんなアート旅の目的地に、糸島国際芸術祭2014を選択する人は、本物の旅人です。
いや、真のアートを求める修行僧と言っても過言ではありません。

福岡空港駅・博多駅からアクセスするJR筑肥線は、単線です。車両は6両もしくは3両。おおむね30分に1本。
そして、JR筑肥線の一貴山(いきさん)駅は、無人駅です。
更に、一貴山駅から芸術祭の会場本拠地の松末権九郎稲荷神社まで、2.6km。

GoogleMapで検索したら徒歩32分。

多くの人は、いくらなんでも歩かせすぎだろ〜と思う距離です。
到着すれば、そこから展示作品を見るために、また歩くわけです。
たぶん、この日に消費カロリーを測定できる万歩計があれば、きっとその先1週間は気にせず飲み食いできます。

いやしかし、それにしてもさすがにバスはないのか?

あります。あるんです。

一貴山駅と、隣の筑前深江駅の間を、コミュニティバスが走っています。

(行き)①10:31筑前深江駅より ②13:27一貴山駅より
(帰り)③13:32筑前深江駅行き ④16:45一貴山駅行き

はい。これ以上でも以下でもありません。

ただですね。
「旅」ですよ。
歩いてこそ旅です。
tanbo今の時期、一貴山駅から松末権九郎稲荷までは、ぜひとも広大な田んぼの中の農道を歩いてみてください。

稲刈りをするトラクターや耕耘機があれば、そのあとを追いかけて、土から現れた小動物を食べるために、数々のサギやカラスが集まっている様子が見えるはずです。
稲刈り前の田んぼでは、風に吹かれてなびく稲の穂の波が見えるはずです。
左手に見える山並み、右手に見える街道沿いの里。
田んぼの向こう側に見える白い米蔵や赤い鳥居。
そこに辿り着くまでの道のりこそが、糸島芸農の展示作品の中で最も見てほしい風景でもあります。

さて、ここで朗報です。

それだけの距離を歩くのに大きな荷物を持ち運ぶのがツラい方。
博多方面から11:12に一貴山駅に到着する電車でお越しの場合、一貴山駅から会場まで、リヤカーで手荷物を運びます。

リヤカーを引っ張るのは、ななななんと、株式会社ニッセイ基礎研究所芸術文化プロジェクト室准主任研究員の大澤寅雄氏です。

皆様のお越しを、心からお待ちしております。

大澤寅雄より

***

荷物多くなりそうな方、ひとりで駅からとぼとぼ歩くのもな~、なんて方、是非ともご活用ください。
そして、寅雄さんのおススメな景色をそこに集まった人達で共有しながら、もしくは寅雄さんの案内も交えながら秋の農道を歩いて下さい。

芸術祭会場に足を踏み入れる前から旅は始まっていますよね、寅雄さん。

384178_10151112760203095_1613787482_n大澤寅雄(Osawa, Torao/おおさわとらお)文化生態観察

株)ニッセイ基礎研究所芸術文化プロジェクト室准主任研究員。共著=『これからのアートマネジメント”ソーシャル・シェア”への道』『文化からの復興 市民と震災といわきアリオスと』

※13日(土)オープニングツアーで案内人も担当しますよ。

 

 

 

 

 

 

 

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